素麺屋ブログ
2024/09/01 16:44
【お!いしい けんぶんろく】 Vol.42
麺究者への道/ビールについて研究してみる
夏の終わりが近づくにつれ、台風の接近や不安定な天候に悩まされます。
そして、この夏一番の悩みと言えば…
今年は、本当にたくさんのご注文を頂戴しました。
暑さが厳しかったことや、暑い日が続いたせいか、今年は8月中旬頃までご注文を多くいただき、製造と発送を交互におこなう日々でした。
その出荷のピークも過ぎた8月中旬頃、なんとか今年も乗り切れたと安堵し、今後の製造に向けて設備の見直しや製造環境の改善など、検討し始めた矢先、なんと、肝心要の乾燥用のボイラーが故障…
製造のピークを見計らったように、まったく言うことを聞いてくれなくなったボイラー。
手延べ麺を乾燥させるのになくてはならない存在です。
年々暑さが厳しくなり、また不安定な天候が続くことから、製造環境の改善に経費がどれくらい掛かるかと考え、「ボイラーはもう少し頑張ってくれるかな?」と思ったのが悪かったのかどうか、一番はじめに根を上げてしまいました。
さあ、困りました。
知り合いの方にお聴きしたり、さらにそのお知り合いの方に修理ができる方をご紹介いただいたり…
色々なツテを頼って、見ていただいたところ、どうやら故障ということでなく、ボイラーの煙を排出する煙突(正確には煙道(えんどう))が詰まってしまっていて、そのせいでボイラーが不完全燃焼していたようです。
原因が分かれば、まずは煙突掃除です。
なんといっても、少なくとも30年選手のボイラーですので、型が古く、メンテナンス用の開口部は設けられていません。ボイラーと煙突の接続部のボルトを一本一本外し、煙突を取り外すところから…
硫黄と煤の塊をなんとか除去。
何とか作動するところまでは回復していただきました!
業者さんと一緒に、みんな煤で真っ黒になりながら頑張ったのは、ある意味いい経験となりました(笑)。
一安心ではありますが、内部の部品には劣化も見られるようで、新しいボイラーへの入替は避けられないようです。設備の見直しを図らなければいけない、今日この頃です。
これが目下、一番の悩みの種です。。。
さて、先日のブログでご紹介したマンガ「もやしもん」でも、ビールについてのお話があります。
とっても良いお話で、思わずビールを飲みたくなりました(笑)。
小豆島にもクラフトビールの醸造所があり、こちらはとても近くなのですが、車社会の小豆島。
車で行ったら飲めなくなってしまいますので、見学に伺い、お土産を買って今回のブログで調べたうんちくを読み返しながら自宅で味わってみたいと思います。
言われてみればビールも発酵食品のひとつなんですね。
(大)麦を発酵熟成させてつくるのですから素麺づくりに活かせる部分は無いかと色々と調べてみました。
今回も楽しい内容になったと思いますので、最後までご覧いただけると幸いです。
【目次】
① ピラミッド建設の報酬だった!ビールの歴史
② 鎖国中にもたらされ、冷蔵庫の普及により消費が増えた日本のビール
③ ビールの味わいや香りを決める、原料について
④ つくり方により個性を生み出す!ビールの製法
⑤ ビールの種類は世界に100以上!日本のビールの定義とは?
⑥ 《美味しい手延べ素麵》ビールのおつまみにふし麺のおやつ 編