素麺屋ブログ
2024/08/16 10:43
【お!いしい けんぶんろく】 Vol.41
栄養成分の機能性について/アミノ酸②
いや〜熱い!
暑さが厳しい折、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
石井製麺所では7月の発送シーズンのピークを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きそうとのことで、8月5日現在もたくさんのご注文を頂戴しております。
まだまだ、石井製麺所の素麵で少しでも涼しく美味しく元気よくお過ごしいただければと思います。
さて、今回のブログのお話は、4つ前のブログのテーマ「アミノ酸①」の続きになります。
アミノ酸が人の体に必要不可欠で、食べ物から積極的に摂らなければいけないということを学びました。
そのアミノ酸の働きで、食品に「うま味」を加えると聞かれたことがあるのではないでしょうか。
しかもそれを発見したのは日本人だとか。
グルタミン酸をはじめ、イノシン酸やグアニル酸というのは聞いたことがありますが、実はその他にもあるそうです。
このお話を調べたくてアミノ酸について調べていると、長くなりそうでしたので2回に分け、今回がその第二弾というわけです。
ところで、皆さんは、「もやしもん」というマンガをご存じでしょうか?
2004年に始まったそうですから今から20年前のマンガと言うことになりますが、発酵・熟成の勉強をするなら「読んだ方が良いよ」とお聞きしました。
そこには発酵熟成の理論や日本酒、ワインなどの詳しいお話をはじめ、日本の食糧事情や農業、酵母や菌のお話に加えてアミノ酸のお話もあるそうです。
ただ実は、昔、(原作の一部が)アニメ化されたときに見ていたことがあって、当時は面白いな〜と思っていただけでしたが、今になってその世界に踏み入れるとは思いもしませんでした。
最近はマンガをあまり読むことはありませんが、とても勉強になるとのことですので、一度、時間を作って読んでみたいと思います。
(追記)そして…思わずAmazonで全巻セットをポチってしまいました。便利な世の中ですね。
さてさて、お話を元に戻して。
小豆島の手延べ素麵は小麦粉とごま油の香りが特徴で、そこに「うま味」たっぷりのお出汁を利かせためんつゆが、素麵の美味しさをより一層引き立ててくれると思います。
新麺の開発に向けての勉強ではありますが、今回の「うま味」成分について学んでみると、自分好みの美味しいめんつゆができるのではないかと思っています。
「うま味」成分をいくつも掛け合わせると「うま味」の相乗効果といって、「うま味」の組合せは「1+1=2」ではなく、その何倍にも美味しさが膨らむそうですよ。
ぜひ今回のブログをお読みいただき、美味しいめんつゆやお出汁を利かせたお料理のお役に立てていただければと思います。
私も早速、「うま味」成分のひとつを多く含む干し椎茸と小豆島の醤油をベースに、オリジナルの美味しいめんつゆを作ってみたいと思います。
今回も最後までお楽しみいただければと思います。
【目次】
① 食べ物の味をつくり出すアミノ酸
② アミノ酸を増やし、より美味しくする発酵と熟成
③ 代表的なうま味成分と、うま味の相乗効果とは
④ うま味を発見したのは日本人
⑤ うま味を多く含む食品とは
⑥ 日本人と外国人の味覚の違いとは
⑦ 《美味しい小豆島の食財紹介》小豆島の美味しい出汁セット 編