素麺屋ブログ
2024/07/30 11:30
【お!いしい けんぶんろく】 Vol.40
麺究者への道/チーズについて研究してみる
先日、石井製麺所のお客様に「乾平うどん」のDMをお届けさせていただいたのですが、「乾平うどん」のご評価も色々いただくことができ、忙しくも嬉しい日々を過ごしております。
今だけの「小豆島カレーうどんセット」も販売しております。
宝食品様の「オリーブ牛ビーフカレー」のレトルトと、丸島醤油様の「味醤油」と「乾平うどん」をセットにした、まさに小豆島のカレーうどんのために集めたセットです。
セットを考える中で、色々と試食もしてみましたが、美味しくいただけるセットになっていると思いますので、こちらもぜひお試しください。
詳しくはブログを最後までご覧ください。
さて、現在、「発酵」や「熟成」の技術を活用した新麺開発を考えているため、「発酵・熟成」について色々調べているところですが、本当に「発酵・熟成」というジャンルは奥が深いですね。
前々回のブログ「麺究者への道」では、日本の食文化において「発酵・熟成」には欠かせない、日本酒について調べてみましたが、今回は打って変わって、「チーズ」です。
素麵とチーズでは、食べ方も全然違いますし、和と洋で世界観も異なります。
チーズは「発酵・熟成」の申し子とも言えるのではないでしょうか。
科学的な技術や知識など無かったときから「菌」や「酵母」といった、そのままではほとんど目に見えないものを活用するって、一体誰が始めたんでしょうか。
素麵づくりでは目に見えて、しかも手に取れる「小麦粉」「水」「塩」といった組合せを一日で麺に仕上げていきますが、気温や湿度、気圧など様々な要因と組合せながら安定した品質に仕上げていくことは、大変なことです。
「菌」のように目に見えない不確定なものを活用して、味わい、色、形、匂いなどなど均一に仕上げるのですから、膨大な経験知の集積だと思います。
コラムのネタを調べていると、その技術や製造方法など本当に興味深いものが多く、なにより産地というものが大変重要視されていることに気付きます。
以前にもブログで書きましたがGIといわれる産地を守る規格で、その製造方法はもちろん品質や味わいも守られています。
小豆島手延べ素麵も小豆島を代表する特産品で、日本三大素麵に数えられる産地です。
この産地としての誇りだけでなく、島の製麺所のみなさんと小豆島の手延べ素麵を守り、続け、そして進化させていきたいなと、改めて感じる回となりました。
今回も素麵からは少しお話が離れてしまいますが、一緒にチーズの世界を勉強してみませんか。
最後までお付き合いをお願いいたします。
【目次】
① 世界各地で発展するチーズ、始まりはメソポタミア地域
② 重要なのは発酵と熟成!チーズの定義と製法
③ ナチュラルチーズの7つのタイプとは?
④ 地理的表示(GI)で保護されるEU産チーズとは?
⑤ 産地由来が多い!世界のチーズの名前
⑥ 日本のチーズ「蘇」とは?「醍醐」もチーズ?
⑦ 《美味しい小豆島の食財紹介》小豆島のカレーうどんといったらコレ? 編
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