素麺屋ブログ
2024/04/30 23:46
【お!いしい けんぶんろく】 Vol.34
麺究者への道/味噌について研究してみる
今、このブログを仕上げているのは、催事真っ最中の長野の空の下です。
ブログ自体は、少しずつ書きためているのですが、ブログの導入部分は最終仕上げなので、いつも後回しになっています。
催事のための準備にも追われ、なかなか仕上げが出来ず、逆に、催事中のホテルの中で、作業をおこなっています。
まあ、他にすることもないので、のんびりと書いています。
さて、今回のブログでは発酵食品の代表格である、味噌について調べた物を綴りました。
醤油や素麺よりも遙か昔から日本人に愛用されてきた食品のためか、本当に多様性に富み地域に根付いた“らしさ”のある味噌が多く見受けられました。
中でも気になったのは、愛知県の「八丁味噌」。
ご存じでしたか?
「八丁味噌」については、GIという商標的な認可で、近代的な製法をおこなう組合に所属する会社と古くからの製法を続ける会社との間で、「どちらが、八丁味噌ブランドなのか?」という点でトラブルとなり、古くからの製法を守り続ける会社が負けるというショッキングなニュースが、まさに最近ありました。
この事件があったから味噌を調べたわけではありませんが、ある意味、小豆島手延べ素麺でも、起こりえる問題だなと考えさせられるニュースでした。
今回のブログでは、いつものように味噌の歴史やその広がり、種類や地域性について調べてみました。
調べる内に味噌はとても優れた健康食で、こんなにも愛される食品なんだと、改めて気付かされました。
その味噌の良さを皆さまにお伝えすることが出来れば幸いです。
今回も最後までお付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。
◎4月24日(水)ながの東急様地下1階の催事場から、催事の準備を終えて。
【目次】
① 高級品から、武将に重宝され、庶民の味へ
② 味噌の味と熟成の関係とは?
③ JAS規格ができたばかりの味噌。麹・味・色による分類とは?
④ シンプルな原料で、発酵・熟成を経てつくられる味噌
⑤ 地域特性の多様さが多彩な味噌をつくる
⑥ 味噌問題勃発?!
⑦ 発酵過程で栄養価アップ!味噌の健康作用
⑧ ご当地味噌を使った郷土料理も多種多様
⑨ なめ味噌や、海外の味噌に似た調味料とは?
⑩ 《美味しい素麺》手延べ黒ごま麺 編